春暁 。。。国際交流。。。
もう 一週間近くが経ってしまいましたが
先週日曜日のおはなしです。
新高輪プリンスのなかにある
中国茶のお店“春風秋月”さんにて
春の 古琴の集いが持たれました。
わたしは
冬の集いに続き 朗読とうたで参加させていただきました。
以下 当日の覚書です。
当日は 春風秋月さん
http://www.e-moon.co.jp/
に20名ほどのお客様をお迎えして
第一部 古琴の演奏
第二部 琴と朗読
という構成でした。
第一部は
いずれも春に題材をとった曲で4名がそれぞれの表現を。
古琴演奏のほか 篠笛を吹かれた方もいらっしゃいました。
中国の古典曲は1400年代からのものが
いまに至るまで 脈々と伝わっているのですね^^。
○早春意 とか ○碧澗流泉 とか
漢字変換もむずかしいものが多いです。
中国の若い方達が 古琴とともに
伝統芸能を習い 大切に育んでいらっしゃっていて。。。
とても感動します(TT)ノ
さて 二部の朗読では
まずはじめにお煎茶の先生が
○ 万葉集から
早春の和歌~梅の和歌~桜の和歌~春の宵を
抜き出して 数首ずつ
朗読と 数首は旋律に乗せてうたってくださり
とてもすてきでした。
いはばしる垂水の上の早蕨の
萌え出づる春になりにけるかも。。。
とかね♪
いいですね。万葉集
わたしは
当ブログにコメントをお寄せくださる
縷衣香(るいこ)さんの絵本作品
○ コノハナサクヤヒメ物語より
ニニギノミコトがコノハナさんを見染め
父神オオヤマツミ命に申し入れ
姉のイワナガヒメと妹コノハナサクヤヒメ
二人ともどうぞと言われたものの
見目うるわしい妹だけをもらった一節を読み。。。
そのあと 漢詩 春暁(しゅんぎょう)
これ 春眠暁を覚えず。。。からはじまる
あの漢詩です。
こちらを うたわせていただきました。
高校生の頃 触れてからのご無沙汰 漢詩
あの当時は 季節を愛でてる感じは全くなくて。。。!?
あたまのなかが
ビートルズ~ブリティッシュ~ブラスロック
~モダンジャズ的でしたけど(^^)。。。
この年になると!?
古典の世界も 自然と融合した
ほんとうにすてきなシチェーションだなぁと感じております~♪
両国の古典表現をたのしくさせていただけて
とってもしあわせでした。
それぞれ今の社会では 個人レベルでは
中国をはじめ外国の方達との交流も多く
穏やかでよき関係性があるのですから
国家同士でも ひろく垣根をはらって
友好の輪が拡がることを心より祈念しております。
お読みくださって ありがとうございます(^^)ノ
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