建物アンソロジー① 清家ハウス
昨夜眠りにつきにくく
なにやら 眼が覚めてしまったとき
建築家の家つくりの写真ページを見はじめてしまった。
どの建物もすてきな空間演出で心躍った。
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わたしには ずいぶんと昔から
建物の夢を見たときの その印象がやきついているものがいくつかある。
ある建物は 具体的な知っている場所あたりで
外観やおおまかな間取りとともに
ガラス張りのコーナーの灯りとりには小石が敷き詰めてあったりして
こんな建物がはたして出来るのだろうかとおもっていたけれど
最近のデザイナーズハウスのモダンな空間使いは
これに酷似していたりする。
きっと 宇宙図書館にアクセスして 同じような情報を
ひきだしているんだな。。。とおもったり。。。(笑)
デザイナーズの無駄のない空間演出が多い中で
ぐわしっと!?心をとらえたのが
清家清さんの 戦後すぐからの自宅の写真だった。
(写真: 建築家の家 より)
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わたしは おおきな壁一面の書棚がほしい。
おおきく風が通り 開放的で
お庭にすぐ出られる開口部がほしい。
緑が お家全体を覆っているってすごい!
ああ このお庭では
みんながどんな時間を過ごしたことだろう。。。
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わたしはこどものころから それいゆ や ひまわり
暮らしの手帳(初期は 美しい暮らしの手帳といった)などで
部屋の演出や 総額いくらで この装飾が出来る
などの 建物~お部屋情報がすきで 飽かず眺めていたのだった。
小学四年頃だろうか お寺のお友達のところに遊びに行くと
見慣れぬご本尊や仏具の並ぶ本堂は
暗くてすこしこわい感じなのに
ここを抜けると
広くて明るい芝生のお庭に出られて
子犬とじゃれあって遊べるようになっていて
それはすてきに思えたのだ。
当時テラスハウス式の団地に住んでいたわたしには
あこがれの自宅芝生広場なのだった。
我が家のささやかな庭は 園芸好きの母が
白い棚を組んで 裏木戸まで薔薇のアーチをつくったり
マーガレットや パンジー等々をまとめて植えたり
色々工夫して楽しんでいたのだとおもう。
中央には石造りの流し台を埋め込んで
金魚のいる池として レンガをうまく使ったりして
いま思えば センスよくまとめていたのだった。
ああ。。。わたしは こども達にそんな風景を
つくってあげてこなかったな~^^; ともおもったり
*****
清家氏の家をみて
自分が欲しているイメージが 緑と土のいえのようにも
おもえたのだった。
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