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鴎外さんのおうちにて

鴎外さんのおうちにて
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鴎外さんのおうちにて
鴎外さんのおうちにて

この間の日曜日

ヴォイスの師匠よりお声掛けで

森鴎外さんのご自宅が保存されている

上野 池之端ちかくの水月ホテル

舞姫の間(ここが 旧 鴎外邸です)にて

地唄舞の 古澤 侑峯さん。

語りの 松川 真澄さん。

師匠 横澤 和也氏は 篠笛と石笛(いわぶえ)
言魂の響きとともに 全体の進行を。

お三方の合作公演に伺いました。

鴎外さんのおうちが保存されていた事は
初めて知りました。

主演目は 森 鴎外の『高瀬舟』でした。

高瀬舟とは流刑地まで罪人を運ぶ舟のことです。

やむを得ぬ事情で

先立つ弟の命を絶つ介助をしたことで

流罪になる兄と

その人を運ぶ 舟付きの役人の心情が語られ
其々のこころが交差する展開を描いたお話です。

鴎外の文章は流れるような趣ですが
氏は軍医だったこともあり
描写は所々 生々しくもあります。

語りに先だって 詠まれた
鎮魂の意味合いをこめた句 『舟』

胸をつかれるような想いになり
泪を禁じ得なかった私なのでした。

『舟』

「塵ほどの心にかかる雲もなし

けふを限りの夕ぐれの空」 連月尼


ひとときをおいて後半は

笛の演奏だけで 侑峯さんが舞う

『ゆき』

俗世を捨て仏門に入った
尼僧の恋の回想を舞います。

『花も 雪も 払えば清き』


終演後

このお座敷で
皆様との お食事となりました。

お膳のしつらえの間は
お庭の散策をゆったりし

美味しいお昼を堪能いたしました。
昼下りのお酒を愉しまれる殿方も。

食事を終えて

私は年嵩の友人と

鴎外庭を眺められる喫茶スペースで

あれこれのおしゃべり
お話は宇宙にまで拡がるのです。

とても楽しいひとときてした。

ホテルの女将によれば
この場所は建物の下が岩盤で

東大が近かったため戦火を免れた
都内の数ヵ所のうちのひとつなのだそうです。

しかも、たまたま掘った
岩盤の間から 沢山は掘らずとも
運よく温泉が湧出したそうで
ラッキーの重なった場所とのことです。

すばらしきご縁に感謝いたします。

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